SIGMA DP1 Merrill

先日、半ば衝動的に「SIGMA DP1 Merrill」を買ってしまいました。憧れのFoveon機。

届いたその日に開封して撮影してきましたが、噂通り強烈に解像しますね。12年前のカメラとは思えない。

「椎谷観音堂」が葺き替え中でした。

複雑な被写体。試し撮りにはもってこい。

ガラスの映り込みがなんとも言えない滑らかさ。ぬめっとか、とろっとするような感じ。

純正の現像ソフトSIGMA Photo ProでFill Lightの項目を少し持ち上げてます。HDR的な便利な機能ですが、上げすぎるとDP Merrillの旨味がちょっと薄くなる気がするので控えめに。光を意識した構図がそもそも求められるカメラなのかなと思います。

ISO400~800で既にノイズが目立ち始めるのでシャッタースピードはとにかく稼ぎづらい。手ぶれ補正も無いので三脚据えてしまった方が後のことを考えると楽かも。カメラ自体が軽いので軽量な三脚と組み合わせたら機動力もあって案外良い感じかもしれないですね。

遠景も良いですが寄っても良いカメラですね。他にない描写と撮影体験がとにかく写欲をくすぐってきます。

色乗りに関しては思ったより良い気がします。色相調整はせず、少し彩度を上げてます。

ブログ用に縮小と圧縮をかけているのでこれでも解像感は薄い感じです。サーバーの容量との兼ね合いもあるのでフルで上げるのは厳しいですが、せっかくなので良いところに落とし込んで、この解像感をお伝えできるようにちょっと研究してみようと思います。