Canon EOS R8, RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

『郡殿(こおりどん)の池』。お得意のGoogleマップで見つけた場所ですが、近くに凄いスポットが眠っていました。

Canon EOS R8, RF24-105mm F4 L IS USM

「こおりどん」または「こおりどの」と読み、郡司の「郡」という意味。殿は敬称。県指定文化財というこで格式は高そうな感じ。看板も去ることながらここに至る道も全て舗装されており、駐車場も結構広めに取られてあります。

立派なトイレ(たぶん)も。

麓の集落から3kmほど山道を進んできたところにありますが、本当に穴場という感じです。誰もいません。念のため熊除けの鈴をカメラバッグに括り付けておきました。

入口から感じていたのですが、他とは雰囲気が違います。池の周りだけ異様に整備がされており、どことなく神聖な感じがしてきます。一人でいるから余計にそう感じたのかもしれませんが。

郡殿の池は標高230m辺りに位置していますが、高山湿原のような植生をしているのが特徴。普通の池と思って来てみるとびっくりするかと思います。池を丸々ビオトープでもしたかのよう。

池には幾つも浮島が浮いているのも大きな特徴。カキツバタやコオニユリなどの小群が池を漂い、島も増えたり減ったりしているそうで、池の景観が常に変化しているようですね。こういう場所は写真やってるとリピートしたくなりますね。

昆虫、特にトンボは、上の看板の説明通りあまり見かけない種類もいました。植生が違えば住む昆虫も違ってくるという感じですかね。

Canon EOS R8, RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

池、叢、そしてこの時期だからというのもあるんですが、ブトが凄い。もう集中砲火です。虫除けしててもなかなかに辛い。

小千谷方面に行く時にいつも水を汲んでいる「馬場清水」が案外近いので、リピート頻度は今後高くなりそうな予感です。この発見は意外とでかかったかも。


池にまつわる言い伝えもあるそうです。