続いて、いつもの良寛と夕日の丘公園。もうすっかりレンズ検証の地になってます。天気と季節によるので条件は一定ではありませんけど、なぜかここでやりたくなるんですよね。いつもの良寛さんと子供たちの像です。
もうパッと見て過去のレンズと比べても一目瞭然で描写力が違います。これ、オールドレンズで撮ったって言ったら信じてもらえるかな、というレベル。コントラストが強く、影はほぼ黒に近いです。現像でシャドウを持ち上げれば改善しますが、それだと味気なくなってしまうので、少しの補正に留めています。F2.8だとこの距離では背景はそこまでボケませんが、被写体に近づけば遠近感を楽しめます。周辺は少し甘くなりますがオールドレンズとしてはシャープ感は申し分なし。MFなので手動でピント合わせの必要はありますが、それを差し置いてもこの描写を楽しむなら気にすることはない。といったレンズです。価格も中古で2~3万円台なのでツァイスレンズということを考えれば安いのではないでしょうか。

